印刷して、実験結果を○×で書いてね!
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1780年ごろ、イタリアのガルバーニは、カエルの足に針金(はりがね)をつけて金ぞく板の上にのせ、針金にしげきをあたえると足が動くことを発見しました。ガルバーニはカエルの足から電気が発生していると考えました。しかし実際(じっさい)には2種類の金属(きんぞく)から電気が発生していることには気づきませんでした。
ガルバーニの実験を参考にしたのはイタリア人物理学者ボルタです。
1800年、イタリアの物理学者ボルタが初めて電池を作りました。ボルタは電気を作るのに2種類の金属と電解液(でんかいえき)があればよいということを見ぬき、どうとあえんの板に希硫酸(きりゅうさん)(電解液)でしめらせた厚紙(あつがみ)をはさみ、直列にせつ続した「ボルタ電たい(電池)」を作りました。電圧(でんあつ)の単位「ボルト」は、ボルタの名前からきています。
しかし、ボルタの電池には欠点がありました。それはどう板の正極から水素(すいそ)が発生し、りゅうさんの濃度(のうど)が低下し、やがて電流が流れなくなってしまうことでした。
1831年、イギリスのダニエルはこの欠点をなくすため、あえんとどうを別々の電解液につけることを考え、「ダニエル電池」を作りました。
げんざいの乾電池の原型(げんけい)になったのは1818年にフランスのルクランシェが作った「ルクランシェ電池」です。ルクランシェは、負極(-)にあえん、正極(+)に二さん化マンガン、電解液に塩化アンモニウムを使うことで、げんざいのマンガン乾電池の原型を考えました。