平成26年度供給計画の概要 |
2014年3月27日
平成26年度供給計画につきましては、泊発電所の発電再開時期が不透明であることから、前回計画に引き続き、供給力を「未定」としています。
1. 電力需要の見通し
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2014年度の販売電力量は、定着した節電の影響が見込まれますが、2013年度に節電のご協力や自家発電の稼働増により需要を抑制いただいた影響の反動などにより、対前年伸び率1.8%(気象※・うるう年補正後2.4%)の314億kWhと想定しています。
- ※ 気象補正:電力需要は、気温などの気象の影響を受けるため、気象条件を平年ベースに換算し、販売電力量または最大電力を求めること。
- 中長期的には、人口減少や省エネルギー・定着した節電の影響が見込まれるものの、景気回復による業務用・産業用需要の増加などにより、販売電力量は、2012~2023年度の年平均伸び率0.9%(気象・うるう年補正後)を想定しています。
- 2014年度の最大電力は、対前年伸び率7.5%(気象補正後3.6%)の530万kW(送電端最大3日平均電力)と想定しています。中長期的には、販売電力量と同程度の伸び(2012~2023年度の年平均伸び率1.0%(気象補正後))を想定しています。
電力需要想定
電力需要の実績と想定
2. 設備計画
【電源開発計画】
- 2014年度における電源開発計画は、下表のとおりです。
- 燃料種の多様化を図り、将来的な電力の安定供給を確実なものとするため、石狩湾新港発電所(LNG火力:総出力170.82万kW)を導入いたします。1号機(56.94万kW)が2019年2月に運転を開始する予定です。
- 負荷追従性や周波数調整能力に優れた純揚水の京極発電所は、1号機(20万kW)が2014年10月、2号機(20万kW)が2015年12月に運転を開始する予定です。
- 緊急時を中心にピーク供給力として活用してきた音別発電所は、京極発電所による代替が可能となることから、2015年12月に廃止する予定です。なお、泊発電所の状況によっては、廃止繰り延べを含めて、柔軟に対応してまいります。
- 2020年度の運転開始を予定していた太陽光発電所(1千kW)につきましては、道内において連系のお申し込みを多数いただいている状況を踏まえて、開発を取り止めております。
電源開発計画
【流通設備整備計画】
- 2014年度における主な送電線路および変電所の整備計画は、下表のとおりです。
- 北海道エリアの安定供給を確保する観点から、北海道本州間連系設備の30万kW増強を進めてまいります。2019年3月に運転を開始する予定です。
主要送電線路整備計画
主要変電所整備計画
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